フィクションは現実になるか?!
2017/1/7(土)
真山仁さんの「コラプティオ」を読了。
2011年7月に発売されていますのであの大震災と福島の原発の爆発後です。
驚きました。
この「コラプティオ」は外資系の投資銀行に努めていた主人公が
日本の総理大臣になり。
さらにカリスマ的になって最後はダメになる物語です。
終盤になると主人公が党則を変更させて党総裁の任期を延長させる。
あらま。
誰かに似ています。
現実の内閣総理大臣は党内からの声としてあるそうですが・・・
いや、そのくだりを読んだときはビックリです。
自分の日記を調べたら「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」は2009年12月14日前後に読んでいます。
NHKのドラマは先に見ていました。
ドラマ自体は2007年の放送です。
2009年のこの時期は黒木亮さんの本をよく事が多い時期で、その関連として読みました。
この「ハゲタカ」が面白かったので年末・2009年12月28日には
「ハゲタカ3」とも言うべき「レッドゾーン」と「ペイジン」を購入して読んでいます。
読み終えて「レッドゾーン」はよく覚えていません。
「ペイジン」は日本製ではあるが管理維持は中国の原子力発電所が最後には爆発するという物語です。
管理や維持がずさんで爆発するというものです。
読んだのは2009年の終わりから2010年のはじめに掛けてです。
30年以上前から反原子力の闘志・広瀬隆さんのファンである私にとって
いつ日本の原子力発電所が爆発してもおかしくない可能性があると思っているのです。
読み終えての感想は
いやいやそうじゃないだろう、爆発する原子力発電所は中国のではなく日本のだろうと。
真山仁さんも単なる半中国の人かと思ってその後は本を読むこともなくなりました。
そして2011年3月11日の大地震。
そして福島第一原子力発電所で爆発です。
その半年後にちきりんさんが真山仁さんとのインタビュー記事が出ました。
Chikirinの日記 2011-09-05「虚構の自由度」、そしてその価値
これ読んでビックリ!
その中の一文
「日本の原発を舞台にしたら、ここまで書けなかったと思うんです。」って。
ちきりんさんの想像でも日本の技術者に日本の原発で事故とかの可能性を聞いても
取材ができにくくなる可能性を指摘されています。
そりゃそうですよね。
しかし、それが奢りなのでしょう。
あのざまです。
ちきりんさんの2011年9月13日には再び真山仁さんの本「コラプティオ」についてです。
Chikirinの日記 2011-09-13 この国の政治の不在、対極としての「コラプティオ」
もう一度、真山仁さんの本を、この「コラプティオ」を読んでみようと
アマゾンの「ほしいものリスト」に入れておいてようやく読んだ次第です。
そしてビックリなのです。
フィクションとしての本が現実を予測していたー「ペイジン」。
予測している?ー「コラプティオ」
なのだろうか。
真山仁さんの「コラプティオ」を読了。
2011年7月に発売されていますのであの大震災と福島の原発の爆発後です。
真山仁さんの本の内容についてネタバレがあります。
驚きました。
この「コラプティオ」は外資系の投資銀行に努めていた主人公が
日本の総理大臣になり。
さらにカリスマ的になって最後はダメになる物語です。
終盤になると主人公が党則を変更させて党総裁の任期を延長させる。
あらま。
誰かに似ています。
現実の内閣総理大臣は党内からの声としてあるそうですが・・・
いや、そのくだりを読んだときはビックリです。
自分の日記を調べたら「ハゲタカ」「ハゲタカⅡ」は2009年12月14日前後に読んでいます。
NHKのドラマは先に見ていました。
ドラマ自体は2007年の放送です。
2009年のこの時期は黒木亮さんの本をよく事が多い時期で、その関連として読みました。
この「ハゲタカ」が面白かったので年末・2009年12月28日には
「ハゲタカ3」とも言うべき「レッドゾーン」と「ペイジン」を購入して読んでいます。
読み終えて「レッドゾーン」はよく覚えていません。
「ペイジン」は日本製ではあるが管理維持は中国の原子力発電所が最後には爆発するという物語です。
管理や維持がずさんで爆発するというものです。
読んだのは2009年の終わりから2010年のはじめに掛けてです。
いつ日本の原子力発電所が爆発してもおかしくない可能性があると思っているのです。
読み終えての感想は
いやいやそうじゃないだろう、爆発する原子力発電所は中国のではなく日本のだろうと。
真山仁さんも単なる半中国の人かと思ってその後は本を読むこともなくなりました。
そして2011年3月11日の大地震。
そして福島第一原子力発電所で爆発です。
その半年後にちきりんさんが真山仁さんとのインタビュー記事が出ました。
Chikirinの日記 2011-09-05「虚構の自由度」、そしてその価値
これ読んでビックリ!
その中の一文
「日本の原発を舞台にしたら、ここまで書けなかったと思うんです。」って。
ちきりんさんの想像でも日本の技術者に日本の原発で事故とかの可能性を聞いても
取材ができにくくなる可能性を指摘されています。
そりゃそうですよね。
しかし、それが奢りなのでしょう。
あのざまです。
ちきりんさんの2011年9月13日には再び真山仁さんの本「コラプティオ」についてです。
Chikirinの日記 2011-09-13 この国の政治の不在、対極としての「コラプティオ」
もう一度、真山仁さんの本を、この「コラプティオ」を読んでみようと
アマゾンの「ほしいものリスト」に入れておいてようやく読んだ次第です。
そしてビックリなのです。
フィクションとしての本が現実を予測していたー「ペイジン」。
予測している?ー「コラプティオ」
なのだろうか。
コメント
コメントを投稿